3万5千kmのひとみ~人類史上最大の望遠鏡を作る~
- (2009/10/25)
- カテゴリー: 大人のサイエンスカフェ
- 開催日:[2009/10/25]
- 第19回大人のサイエンスカフェ
- 公演タイトル:3万5千kmのひとみ~人類史上最大の望遠鏡を作る~
- ゲスト:宇宙航空研究開発機構 亀谷和久氏
今回のテーマは、望遠鏡。宇宙天文年の今年、多くの人にとって気になる話題でした。
でも、3万5千kmの望遠鏡って?
地球よりも大きなレンズをもった望遠鏡なんて、作れるのでしょうか?
そんな疑問を持ちながら始まったサイエンスカフェは、望遠鏡のしくみからはじまります。
「望遠鏡は、簡単にいうと視力を上げるものです」
そういった亀谷さんは、ひとつひとつの望遠鏡の性能を視力に喩えていきます。
直径10cmの望遠鏡は、視力50。
ハワイにあるすばる望遠鏡は、視力1000。
想像もできない視力ですが、鏡や凸レンズをつかった望遠鏡ではそれが限界だそうです。
でも、それを越える性能をつくるための工夫があります。それが今回の主題の「電波干渉望遠鏡」
ひとつひとつが直径数十mもある電波を捉える望遠鏡をたくさん並べることで、
巨大な望遠鏡を仮想的に作り出すというものです。 亀谷さんが計画しているのは、地球から3万5千kmも離れたところに
電波望遠鏡を積んだ人工衛星を置き、それと地球上の望遠鏡とを合わせて
超巨大な電波干渉望遠鏡を作ろうというものでした。
その視力、なんと130万。
その望遠鏡を使って、遠く離れたブラックホールや原始星を観測し、宇宙の謎を解き明かしていくのだそうです。
その電波望遠鏡を積んだ衛星は、2012年に種子島から打ち上げ予定。
「ぜひ見に来てください」
そんなわくわくするお誘いとともに、サイエンスカフェは終了しました。
(西山)
*スケジュール
15:30 開場
16:00 サイエンスカフェ開始@Cafe de Leavanest
18:00 サイエンスカフェ終了・その後懇親会
【開催場所】
Cafe de Leavanest(カフェ・ド・リバネス) 四ツ谷三丁目駅徒歩1分 アスナロビル3階








